蜂蜜専門店ドラート・京都西陣本店・神戸店の合同ブログです!お店の事、蜂蜜の話やイベント案内・スタッフの日々の出来事などを綴ります。


by doratokyotokobe
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この画像には、アン・ブーリンやマリー・アントワネットも交じっていますが、
今回ご紹介する蜂蜜「ポフツカワ」は、代々のイギリス女王とそのロイヤルファミリーに愛された蜂蜜

時は17世紀。
当時英国植民地だったニュージーランドから献上され、絶大な権力で世界中の美味・珍味を味わった時の女王に、
世の蜂蜜においてNO.1だと言わしめた蜂蜜。
現代に至るまでずっと英国王室に献上され続け、女王ビクトリア、歴代エリザベスらの舌を楽しませてきました。

それがニュージーランドの「ポフツカワ」の花から採れた蜂蜜。
砂糖菓子のような軽い甘みとエキゾチックな花の香り。
ミルクティーにとても合う蜂蜜です。

そして、面白い事にこのポフツカワ。
「クリスマスツリー」の愛称を持つ事でも知られます。

見上げるような高木に育ち、なんと15メートル以上にも。
南半球ニュージーランドでは、ちょうど12月から1月にかけて満開を迎えますが、
青々と茂った見上げるような高木に、まぁるいポンポンみたいな真っ赤な花が咲き誇る姿はまるで天然のクリスマスツリー。
このホリデーシーズンにピッタリですね。

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花は、糸状に長く細い繊細な雄しべがたくさん集まって、まるで柔らかなブラシのようなドーム型のシルエット。
赤く小さなポンポンのようです。
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ところで、ちょっと変わった「ポフツカワ」という名前は、ここニュージーランドの原住民マオリの言葉です。
意味は「霧でびしょ濡れ」。
海岸にそっと降りてくる霧に包まれると、花の、この糸のような一本一本に水滴が留まり、
そこには輝くジュエリーのような姿が現れます。
霧が去った後の美しいポフツカワの花は、大昔から胸を打つ景色として受け継がれてきたのでしょうね。
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さて、この幻想的な花、ポフツカワのドラマチックなお話は以上です。
ホットミルクやミルクティーにひとさじ。女王様気分で召し上がれ!
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記事/神戸店 松浦 由紀
※一部、過去のフェイスブックにてご紹介したアーカイブ記事を使用しています。



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by doratokyotokobe | 2014-12-21 19:24 | 蜜源植物 | Comments(0)
こんにちは。
蜂蜜専門店ドラート神戸より松浦 由紀です。

今回は、蜂蜜専門店ドラート神戸店のフェイスブック記事でも人気の高かった、
蜂蜜を入れて飲むことが多い紅茶にまつわるアレコレについてお送りします。
(神戸店のfacebookはコチラ https://www.facebook.com/doratokobe)

まずは、紅茶の最初のカップについて。

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このカップ&ソーサー。
現代私たちが見慣れているシルエット
とはちょっと違いますね。
そう、持ち手が無いんです。

かつて英国には、中国から
お茶とともに、このような
お茶を飲むための磁器が
輸入されました。

しかも当時の英国では、
熱いお茶をそのまま飲むのではなく、
ティーボウルと呼ばれたカップの
お茶を下皿に少しずつ移し、
その下皿に口を付けて飲んでいました。

高さがあるとはいえ、
平たいお皿ですから飲みにくそうですね。

でもこの飲み方は、
オランダ式喫茶として
ジェームズ2世の王妃メアリが広め、
当時の最先端とされました。



ティーカップに持ち手が付くのは、もっと後の世、
英国人の手でティーカップを作る技術が広まったころとされます。
色んなティーカップを選んで飲むのも楽しいですね。



さて、紅茶にはカップだけではなく、
茶葉をすくうスコップやミルクを混ぜるためのスプーン、
お砂糖をつまむトングや茶こしなど、小道具がいろいろあります。

当時、茶葉やお砂糖をすくうスプーンもとても高価で、
茶葉、砂糖は、女主人がカギ付きの棚や小箱にしまって管理していたそうです。
何せ、使い古しの茶葉を集めて売ったりする偽物が出回ったりするほど、
茶葉はもちろん、お砂糖も蜂蜜は当時は高級品。

そしてカップや小道具もステイタスを表すために競って誂えられることも増え、
高価な装飾のカップやソーサーも専用の別室に仕舞われていました。

後にここではティーケーキなど、お茶会専用の菓子などがつくられる部屋や、
使用人だけがお茶を楽しむ部屋などへ発展してゆく元になります。

下の画像は当時、紅茶が王室から上流階級へと流行が広がって行った頃の茶道具たち。
茶葉をすくう大きなスプーンやお砂糖をつかむトング、そして
ティファニー社による茶道具一式も食器でありながら芸術品。

この頃の紅茶にまつわるものは全て、茶葉も茶器もお砂糖も蜂蜜も何もかも、
全てステイタスシンボルであり、憧れのカルチャーだったのです。
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さて、当時のスプーンのデザインには貝殻のモチーフがよく使われました。
これは、海を渡って届く茶葉とともに引き上げられる貝殻が、
異国情緒をさらに掻き立てるアイテムだったからだそう。
本物の貝殻もスプーンとして使われたそうです。

それほど、遠く海を渡ってやって来るお茶には異国のロマンが満ち溢れていたのですね。

もしこの先、どこかお茶会に招かれて、
このような貝殻モチーフの茶道具に出会ったら、
「オールドタイプの、伝統的なデザインだ!」と嬉しくなってしまうかも。

普段何気なく飲む紅茶という飲み物も、文化として考えた時、それは様々な歴史を経て今に至ります。
海を越えた冒険、上流階級の華やかな習慣や、女性主導のカルチャー、
革命ともいえるリプトン創始者の情熱、
そして中国と英国との悲しい戦争の一因ともなりました。

そんな紅茶にまつわるエトセトラ。
また機会があれば、蜂蜜と相性の良い紅茶や、紅茶にお勧めのお菓子や軽食など、
いろいろな紅茶のお話をいたしますね。
記事/神戸店 松浦 由紀
※一部、過去のフェイスブックにてご紹介したアーカイブ記事を使用しています。


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by doratokyotokobe | 2014-11-04 19:26 | 蜂蜜にまつわる歴史や物語たち。 | Comments(0)